歌川房種画『新板辻うらづくし』より、「かこのとりたよ(籠の鳥だよ)」。遊里に押し込められて廓外へ出られない遊女の嘆きが聞こえてくるようだ。添え絵は空の鳥籠。置屋からの解放を待ち望む彼女達の心情を投影したものだろうか。
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