今日の辻占

tsujiurado2008-08-12

沢村版『花のたよりこいの辻占』より「ひつくりしたよ(びっくりしたよ)」。描かれているのはラムネの絵。明治初めのラムネは「キュウリ瓶」(又は「トンゴ瓶」とも言った)という底の尖った瓶に詰められ、針金の付いたコルクで栓がされていた。開栓時に「ポン」と音がするので、その音に驚く人も多く、「ポン水」とも呼ばれた。今見かけるビー玉入りの瓶は明治14年に徳永玉吉によって試作され、その6年後に山為硝子から発売されたという。*1

*1:参照:串間努町田忍『ザ・ジュース大図鑑』扶桑社 平成9年、P.76、84