今日の辻占

tsujiurado2009-02-08

永島春暁作『辻うらはんだん』より、「山澤損」。都々逸は一部判読できなかったが、「風が戸たたきやうつつで(さめ?)て 月にはづかしわがすがた(風が戸叩きゃ現で[醒め?]て、月に恥ずかし我が姿)」だろうか?逢引の後、ふと我に帰って気恥ずかしい思いをしている情景を謡っている。ご託宣は「そんをしてとくつくのかたちあり(損をして得つくの形あり)」だから、このご両人は最終的には結ばれると思う。