今日の辻占

tsujiurado2009-02-09

永島春暁作『辻うらはんだん』より、「風雷益」。都々逸は、「すきな酒ならのむなじやないが あとのしまつはたれがする(好きな酒なら飲むなじゃないが、後の始末は誰がする)」。下戸で万年飲み会の幹事が回ってくる方にとっては、身につまされる内容。飲む方もいい気になって周囲への気配りをおろそかにしていると、「みつればかくるのかたちあり(満つれば欠くるの形あり)」というご託宣のように、人望を失いますぞ。