複雑化する夕占 鎌倉時代に入ると、夕占は複雑な呪術として化していった。平安末期の算博士三善為康の撰と伝えるが実は鎌倉末期に編纂された辞典『二中暦』の九巻呪術の項に、夕占の記述がある。 「ふなとさへ ゆふけのかみに ものとはば みちゆくひとよ う…
加賀吉版『新板こゐの辻占』より「むまいことかたんとあるよ(うまい事がたんとあるよ)」。「うまい」を代表して鰻の蒲焼きが描かれているところが妙味。江戸の辻占らしくてよい。
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