2006-05-19から1日間の記事一覧

瓢箪山稲荷神社の辻占(その2)

瓢箪山稲荷神社の辻占(その2) 『文芸倶楽部第十一巻第十三号』(明治38年)に、番衆浪人というペンネームの者が『辻占本家河内瓢箪山』という題で、明治20年代後半の辻占体験記を寄せている。長文だが当時の様子が生き生きと描かれているので紹介した…

今日の辻占

加賀吉版『新板こゐの辻占』より「おすがたなりとおがみたい(お姿なりと拝みたい)」。恋人と言葉は交わせなくても、せめて姿だけは見たいという心情を示している。「叶堂」と書いた提灯は、願望が切実であることを暗示している。