『堀川波鼓』と辻占 西鶴と並んで上方文学を代表する近松門左衛門の作品にも、辻占が登場する。宝永4年[1707]の『堀川波鼓』下巻には次のような台詞がある。 こぶしをかため四つ辻に四人さまよひ立ゐたり、 常さへにぎはふ上京のおりしもけふの祭客、 下…
加賀吉版『新板こゐの辻占』より「あんまりのびてはいけないよ(あんまり延びてはいけないよ)」。手紙の返事や借金の返済は早めに済ませよという意。蕎麦がぴろ〜んと伸びているのに驚く男の表情が、間抜けていてよい。
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