2008-04-08から1日間の記事一覧

京阪の辻占菓子売

京阪の辻占菓子売 明治2、30年代の京都・大阪で「辻占売」というと、辻占菓子を行商する者と、辻占の文句を書いた占紙を歩き売りする者の2種類がいたが、ここでは辻占菓子を売る者を紹介する。 1.「げんこつや」 明治27年発行の『風俗画報第79号』…

今日の辻占

沢村版『つじうらづくし』より「とうざの花ならよしておくれ (当座の花ならよしておくれ)」。その場限りの相手なら御免蒙りますという遊女からのメッセージ。「張り」が感じられてよい。添えてある絵は、何の捻りもなく花の絵。