2008-04-09から1日間の記事一覧

辻占菓子売の受難

辻占菓子売の受難 明治35年を過ぎる頃から、一部の辻占菓子売が消え始める。三谷一馬『彩色江戸物売図絵』によれば、幕末より続いた深川の山口屋の花林糖売がこの頃消えたようだ。また、明治41年9月10日付の『菓子新報』では、「都下 昔あつて今無い…

今日の辻占

沢村版『つじうらづくし』より「こころはゆるせないよ(心は許せないよ)」。描かれているのは思案する姿の男性。遊女を描けばストレート過ぎるので、悶々とする客の方を描いたのだろうか。