2008-08-17から1日間の記事一覧

絵師の暮らし

絵師の暮らし 明治34年3月発行の『文芸倶楽部』*1に、菱花生という方が「浮世絵師」という一文を寄せており、当時の絵師の暮らしぶりが報告されている。参考までにその一部を紹介しよう。 1.絵師が入門して独り立ちするまで <入門>雑用6ヶ月 ↓ <敷…

今日の辻占

沢村版『花のたよりこいの辻占』より「いまにはれるよ(今に晴れるよ)」。雨中を歩く2匹の狐の絵が添えられているが、これは「天気雨」の別名「狐の嫁入り」を表しているのだろう。昔の人は狐が嫁入りするところを人間に見せたくないために天気雨を降らすと…