進化する辻占自販機 その3

tsujiurado2008-06-01

  • 進化する辻占自販機 その3

3.「自働販売機附吸殻受」(実用新案第178159号)
出願:昭和7年1月29日 公告:昭和8年1月18日
出願人 考案者 東京府豊多摩郡千駄ヶ谷町原宿二二三番地 森川廉
自動販売機付きの吸殻受。硬貨を投入すると紙巻煙草1本又は辻占占紙入りの紙筒1個が吸殻受の下方の取り出し口(丁度画像の反対側の位置にある)に落ち、同時に箱の側面にある窓の中の帯が横スクロールして、絵画や広告のメッセージを流す仕組みになっている。戸外に設置するタイプではなく、待合やカフェのテーブルに置くタイプのようだ。煙草にするか、占紙にするか、選択は設置者任せだが、「黎明期の卓上占い器」と言えないこともない。